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<title>噺の話</title>
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<title>さん喬　権太楼　極上！！　二人会　県民ホール寄席　11月25日</title>
<description> 私にとってこ県民ホール寄席は、今年６月の瀧川鯉昇独演会（『蒟蒻問答』、『御神酒徳利』）以来、通算でも昨年９月のさん喬独演会（『品川心中』通しと『妾馬』）から数えて、たったの三回目となる。2008年9月18日のブログ2009年6月25日のブログこの会そのものの歴史は古い。神奈川県民ホール小ホールを会場として、昭和55(1980)年1月に柳家小三治独演会から今年で30年、通算250回を数えるということで、今回は記念シリーズの一環
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<![CDATA[ 私にとってこ県民ホール寄席は、今年６月の瀧川鯉昇独演会（『蒟蒻問答』、『御神酒徳利』）以来、通算でも昨年９月のさん喬独演会（『品川心中』通しと『妾馬』）から数えて、たったの三回目となる。<br /><a href="http://kogotokoubei.blog39.fc2.com/blog-date-20080918.html" target="_blank" title="2008年9月18日のブログ">2008年9月18日のブログ</a><br /><a href="http://kogotokoubei.blog39.fc2.com/blog-date-20090625.html" target="_blank" title="2009年6月25日のブログ">2009年6月25日のブログ</a><br />この会そのものの歴史は古い。神奈川県民ホール小ホールを会場として、昭和55(1980)年1月に柳家小三治独演会から今年で30年、通算250回を数えるということで、今回は記念シリーズの一環。<br />受付で今日のプログラムと一緒に、過去３０年間の全演目一覧表という記念資料が配布されたが、その顔ぶれの凄いこと。米朝、志ん朝、談志、枝雀、五代目小さん、十代目馬生、そして第一回目以降も毎年のように出演している小三治師匠など、まさに壮観と言える眺めだ。志ん朝師匠は2001年3月に一門会を行い、亡くなった10月にも一門会が予定されていたようだ。それほどこの会への思い入れがあったと察することができる。<br />出演歴のある亡くなった噺家さんの味わい深い色紙なども掲載されており、有料でも欲しいくらいだ。こういう資料を作ろうという気持がうれしいし、貴重な記録でもある。「ごらく茶屋」という主催者の方のこれまでのご苦労、そして客への心配りに頭が下がる。<br /><br />さて、今日の演者とネタは次の通り。<br />---------------------------------<br />（開口一番　柳家小太郎　新聞記事）<br />権太楼　　　言訳座頭<br />さん喬　　　　寝　床<br />（仲入り）<br />対談　<br />さん喬　　　　徳ちゃん<br />権太楼　　　 猫の災難<br />----------------------------------<br /><br />小太郎(18:33-18:50)<br />6月に二つ目となり名が替わったが、まだ“小ぞう”で記憶にある。いい名だったのになぁ。<br />噺はさすがに上手くなった。このネタも相当こなしているのだろう自分のものにしつつあり、耳の肥えたお客さんが多い（と思われる）会場を沸かしていた。線は細く無邪気な顔つきなので母性本能をくすぐるタイプなのかと思うが、今のところはそのキャラで得をしているのだろう。今後の変化が楽しみ。<br /><br />権太楼『言訳座頭』(18:51-19:29)<br />まさかこの噺が聞けるとは、といううれしいネタ。三代目小さんのオリジナルで七代目の三笑亭可楽を経由して五代目の小さんに伝わったというから、これぞ柳家のネタである。きっと、舞台袖で師匠小さんの芸を見ながら覚えたんだろうなぁ。大晦日、米屋、炭屋、そして魚屋と順に借金を払わんがために、泣いたりわめいたり脅したりする座頭富の市と、傍らで成り行きを心配そうに見つめる甚兵衛さん、このコントラストがこの噺の肝かと思うが、流石である。仲入り後の対談では、今年はおろか去年も演っていないらしいので、貴重な高座に出会うことがきたわけだ。それも、この会に対する権太楼師匠の意気込みの表れなのだろう。富の市の「気合だぁ～」、甚兵衛さんの「やっぱり払うよ～」が効いていた。<br /><br />さん喬『寝床』(19:29-20:13)<br />権太楼師匠の終演とさん喬師匠の開演が同じなのは、間違いではない。なぜか権太楼師匠自らメクリを替え座布団を直して、すぐにさん喬師匠登場。（小太郎はどこへ行った？）<br />師匠小さんの思い出話、八代目文楽の話などから本編へ。旦那の「発声練習」が、ともかく効いている。あの声があるから、この噺の脇役達の逃げようとする様に信憑性（？）が出てくる。煎餅屋のイレゴトは、さん喬オリジナルなのだろう。他の人で聞いたことはない。定吉登場の本来のサゲまで、堪能した。<br /><br />対談(20:25-20:46)<br />さん喬師匠が先にご登場。「もう、二人で対談もいつもやっているので、やめようかと・・・」と脅かしておいて、「いくつか質問を受けたので、権太楼師匠に答えてもらうということで・・・・・・」とふってお二人が揃い、<br />・ネタ出しをせずにその場でリクエストしても出来るものなのか？<br />・ネタは何席ありますか？<br />・演っていて楽しいネタは？<br />などの質問（たぶん、主催者の方が用意したのでしょう）に、お二人ならではの回答。途中師匠小さんの失敗話なども挟み、なかなか楽しい対談。詳しい内容は会場にいた人だけの秘密、ということで。<br />ただ、ひとつだけ書きたいのは、さん喬師匠が、<br />「楽屋で権太楼師匠が『うわーっ』と（身振りあり）やって稽古しているので、もしかしたら『言訳座頭』かなを思ったら、やっぱりそうだった。このネタは久しぶりでしょう？」というような話があったこと。<br />何を言いたいのか。この両師匠、二人会であっても事前にネタを明かさずにいた、ということ。寄席などと同様事前にネタ出しはせず、お互いに「何を演るのか？」という緊張感で臨んでいたわけだ。ここらあたりが、今時の人とは違って、かつて数々の昭和の名人達と接してきた、いい意味で芸人のこだわりをもっている最後の噺家さんだなぁ、と思いながら実にうれしかった。<br />そういえば、さん喬師匠が、「権太楼師匠がトリの寄席で、『代書屋』を先にやってしまう人が時たまいるが、何を考えているのか・・・・・・」という話もあった。かつて名人と言われた人の生存中は、その十八番（オハコ）の噺そのものを他の噺家が演るのを控えていたから、今日の若者あるいは中堅クラスでも気配りのない噺家については、結構ストレスもたまっているのだろうなぁ。<br /><br />さて、対談の後で、それぞれ一席づつ。<br /><br />さん喬『徳ちゃん』(20:47-21:02)<br />権太楼『猫の災難』(21:03-21:30)<br />さん喬師匠は寄席での十八番で会場を沸かして、今回もさん喬師匠自ら前座の役割を務め、トリの権太楼師匠登場。（小太郎への戒め？）これまた柳家お家芸といえる落し噺。対談中の師匠のダミ声を少し心配したのだが、噺になるとしっかりと会場に響き渡る声で爆笑を呼ぶ。あたり前だが、プロフェッショナルとは、こういうものなのだ。若干終演時間を考慮されたのだろう、終盤は少し急ぎ足であったが、逆に兄いの帰りを待つ時間のダレ場が短くなり、この位がいいと思うし、この噺の楽しさは十分に伝わった。<br /><br /><br />この会は、なかなか良い。演者も客も、そして主催者も良し。スケジュールと空席具合との相談になるが、３００回、４００回と続くことを期待し、できるだけ足を運ぼうと思う。<br /><br />当日のプログラムは配布せず、今後の主催興行のパンフレットだけを、これでもかと配り、アンケート用紙も共通雛形の不鮮明なコピーを使っている某大手興行主などと、どうしても比べてしまう。<br />よく言うことだが、「一期一会」へのこだわり、演者と客の一体感、そういったことに配慮する落語会なのかどうかをしっかり見極めていきたいと、最近つくづく思うのだ。なんとか時間と金をやりくりして駆けつけたのはいいが、ストレスだけを持ち帰る会だってある。<br />しかし、この会は、自然体ながらも本寸法の落語へのこだわりを持った主催者、客、そして演者の三位一体が感じられる。<br /> ]]>
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<dc:subject>落語会</dc:subject>
<dc:date>2009-11-25T23:25:54+09:00</dc:date>
<dc:creator>小言幸兵衛</dc:creator>
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<title>NHK　新人演芸大賞　落語部門　11月23日</title>
<description> 放送を見終わって、意外な接戦だったなぁ、という感想。あくまで、私の評価としてである。順番とネタ、そして私の採点（１００点満点）は次の通り。-------------------------------------------（１）桂しん吉　　　　 　   『鯉盗人』　  　　   75点（２）桂ちょうば　 　　　  『皿屋敷』　   　　   82点（３）古今亭菊六 　　　 『豊竹屋』     　　　  87点（４）三遊亭きん歌　 　『新・岸柳島』 　 85点（５）林家きく麿
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<![CDATA[ 放送を見終わって、意外な接戦だったなぁ、という感想。あくまで、私の評価としてである。<br /><br />順番とネタ、そして私の採点（１００点満点）は次の通り。<br />-------------------------------------------<br />（１）桂しん吉　　　　 　   『鯉盗人』　  　　   75点<br />（２）桂ちょうば　 　　　  『皿屋敷』　   　　   82点<br />（３）古今亭菊六 　　　 『豊竹屋』     　　　  87点<br />（４）三遊亭きん歌　 　『新・岸柳島』 　 85点<br />（５）林家きく麿　　　  　『金明竹』       　　 　   83点<br />-------------------------------------------<br /><br />出演者の生年月日と入門年月を添えて、寸評を書く。<br /><br />・しん吉(1978年7月26日生まれ。1998年1月、吉朝師匠に入門)<br />師匠吉朝一門くらいだろう、今このネタを演るのは。思いはよく分かるが、トップバッターの緊張感もあり、肝腎な鯉をさばく場面でも盛り上げ方が不足であった。この人は、まだチャンスがある。よね吉先輩に負けず、精進をして欲しい。<br /><br />・ちょうば(1978年9月29日生まれ。2001年10月、ざこば師匠に入門)<br />堀井さんの、ややヨイショかと思われるようなコメントを聞いて、「やはり、上方にとってホーム、東京にとってアウェーなのかなぁ」という思いがあったが、確かに味はある。しかし、この噺でホームグランドでこの程度の笑いでは大賞はありえない。前半で少しもたついた感があったのがもったいなかった。<br /><br />・菊六(1979年2月23日生まれ。2002年4月、円菊師匠に入門)<br />まず、四回連続本選出場の今回、六代目円生で有名なこの音曲噺をネタに選んだことで加点。古今亭でもネタにしている人が多いがマクラにした円菊師匠が推薦したのだろうか、あるいは志ん輔のこの噺を聞いて決めたかな。いずれにしても、今後もこの人の十八番の一つになりそうな予感をさせる出来だった。途中でさだまさしを登場させるなどの味付けをしたが、この噺の本筋を活かしながらの昔と今の融合の具合は、この人ならでは、である。<br />聞き終わって、「少し、差がつくかな」と思わせた。しかし、この後の二人もなかなかだったのだ。<br /><br />・きん歌(1971年8月31日生まれ。1997年1月、円歌師匠に入門)<br />師匠譲りの「眼鏡」をかけての高座が、審査員には少しマイナスになったような気がする。オリジナリティという意味では、もっとも高い点をつけることができる。今風でテンポのある新作落語だが、その眼鏡を含む見かけや語り口のせいで世間話のように受け取られたのかと思う。この噺は、もっと磨きようで光る可能性がある。来年は真打、さすが、と私は評価した。<br /><br />・きく麿(1972年7月16日生まれ。1996年11月、木久蔵師匠に入門)<br />この噺は、円丈の名古屋弁、小袁治、談笑の東北弁バージョンが有名だが、福岡弁（博多弁？）は、たしかにオリジナル。本来の噺そのものの出来に救われている部分もあるが、なかなかの味わいだった。しかし、大賞をとるには相手が悪かった。あとは、来年の真打昇進以降も、サゲを含めて、「きく麿の金明竹」を磨き上げて欲しい。この人は初めて聞くこともあり、新鮮さもあった。会場の笑いは一番だったように思う。<br /><br /><br />もっとも年齢が若く、入門からの年数も短い菊六だが、連続４回目の本選出場でチャレンジングなネタを選び、十分な吟味をし見事に調理して目の前に出してくれたと思う。しかし、来年真打昇進する東京落語界の先輩二人も新作で真っ向勝負したし、その出来も良かった。なかなか見ごたえがあったし、審査結果にも異論はない。一つだけあるとすれば、筧利夫がなぜ審査員だったのか、ということか。なぜ彼だったの、本当に。 ]]>
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<dc:subject>テレビの落語</dc:subject>
<dc:date>2009-11-23T14:15:51+09:00</dc:date>
<dc:creator>小言幸兵衛</dc:creator>
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<title>昭和の名人　春風亭柳枝　小学館</title>
<description> 今年一月に第一巻古今亭志ん朝を買って以来の購入。第一巻に関するブログも書いた。１月１０日のブログ音源の詳細情報は買うまで分からないが、「初出し」をしてくれたことと、それを購入前に分かるよう表紙に明示していることは、ＰＲの意味もあるだろうが、評価したい。その、“初出し”音源と表紙に書いてあった『たらちね』と、保田武宏さんによるブックレットの内容が目当てである。CDの内容は次の通り。----------------------
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<![CDATA[ <a href="http://blog-imgs-24-origin.fc2.com/k/o/g/kogotokoubei/Ryushi_8th.gif" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-24-origin.fc2.com/k/o/g/kogotokoubei/Ryushi_8ths.gif" alt="Ryushi_8th" border="0" width="94" height="120" /></a><br />今年一月に第一巻古今亭志ん朝を買って以来の購入。<br />第一巻に関するブログも書いた。<br /><a href="http://kogotokoubei.blog39.fc2.com/blog-date-20090110.html" target="_blank" title="１月１０日のブログ">１月１０日のブログ</a><br />音源の詳細情報は買うまで分からないが、「初出し」をしてくれたことと、それを購入前に分かるよう表紙に明示していることは、ＰＲの意味もあるだろうが、評価したい。<br /><br />その、“初出し”音源と表紙に書いてあった『たらちね』と、保田武宏さんによるブックレットの内容が目当てである。<br />CDの内容は次の通り。<br />-------------------------------------------------------------------<br />（１）王子の狐　22分30秒　<br />　　昭和33年3月28日、ラジオ京都ほかにて放送<br />（２）子ほめ　　 13分16秒　<br />　　昭和34年7月15日、ニッポン放送「お楽しみ演芸会」にて放送<br />（３）元犬　　　  13分52秒<br />　　昭和34年6月17日、ニッポン放送「お楽しみ演芸会」にて放送<br />（４）たらちね　  13分14秒<br />　　昭和34円1月1日、ニッポン放送「お楽しみ演芸会」にて放送<br />-------------------------------------------------------------------<br /><br />買ってすぐに『たらちね』を聴いて、やはりこの人はいい、と再認識。<br />この噺ではお決まりの「今朝は怒風激しゅうして、小砂眼入す」のクスグリなども省くコンパクト版なのだが、この噺の楽しさは十分に伝わるし、何気ない語り口で会場も沸かせている。相変わらずの丁寧な口調も心地よい。<br />今日、この噺をこれだけの長さで柳枝ほど演じることのできる人は、残念ながら思い当たらない。<br /><br />このブログでは柳枝のことをこれまでも書いているので、八代目春風亭柳枝の詳細は、たとえば昨年6月27日のブログなどを参照していただくとして、今回は最後に保田さんの文章から抜粋。<br /><a href="http://kogotokoubei.blog39.fc2.com/blog-date-20080627.html" target="_blank" title="2008年6月27日のブログ">2008年6月27日のブログ</a><br />---------------------------------------------------------------------<br />　柳枝の唯一の速記全集が、没後の昭和52年7月に弘文出版から出た<br />『八代目春風亭柳枝全集』である。これには『花色木綿』・・・(中略）・・・<br />『宮戸川』の27席が載っている。このほか巻末に「柳枝を偲んで」という<br />座談会が載っており、柳枝の門下だった林家枝二（現・春風亭栄枝）、<br />三遊亭圓弥、三遊亭圓窓に司会の三遊亭圓楽の４師匠が、柳枝について<br />語っている。・・・(中略）・・・圓楽師匠は前掲の全集でこう語っている。<br />　＜私が柳枝師匠から『締め込み』という噺を教わったときに、『私はこれを<br />やるについて、どれだけ悩んだか知れない』と聞かされました。ということは、<br />黒門町（文楽）が十八番でやっていたし、五代目圓生のよさが頭に入って<br />いるし、どうやって二人とは違うようにやろうかと考えてもなかなかよい案が<br />浮かばない。ほんとうにこの噺だけは苦労したと言っていました＞<br />---------------------------------------------------------------------<br /><br />昭和の名人「春風亭柳枝」は１０月２７日発売。円楽師匠が亡くなったのは、その２日後である。柳枝の思い出を語れる噺家がまた一人減った、という意味でも寂しい限り。<br />また、弘文出版の全集が発行された昭和５２年は、円生一門落語協会脱退騒動の一年前。<br />巻末に掲載された座談会のために一緒に柳枝の思い出を語り合っていた円楽と円窓のお二人の関係も、この一年後から激変したわけだ。<br /><br />ともかく、この「落語　昭和の名人-ＣＤマガジン-」シリーズで春風亭柳枝のファンが増えてくれるなら、同好の士としてはうれしい限りである。 ]]>
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<dc:subject>落語のCD</dc:subject>
<dc:date>2009-11-21T10:08:05+09:00</dc:date>
<dc:creator>小言幸兵衛</dc:creator>
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<title>落語協会の「謝罪とお詫び」</title>
<description> 例の件の続報。本日、下記の内容が落語協会のホームページに掲載された。まぁ、明日が鈴本下席初日だから、ぎりぎりのタイミングとギリギリの内容（？）で、なんとか“パブリック”な組織としての面目をとりあえず保った、という印象。落語協会HP-----------------------------------------------------------------------------謝罪とお詫び 幣協会会員の春風亭正朝が去る9月11日都迷惑防止条例違反で現行犯逮捕されました。世間を
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<![CDATA[ 例の件の続報。<br />本日、下記の内容が落語協会のホームページに掲載された。<br />まぁ、明日が鈴本下席初日だから、ぎりぎりのタイミングとギリギリの内容（？）で、なんとか“パブリック”な組織としての面目をとりあえず保った、という印象。<br /><a href="http://www.rakugo-kyokai.or.jp/Topics.aspx?id=237" target="_blank" title="落語協会HP">落語協会HP</a><br />-----------------------------------------------------------------------------<br />謝罪とお詫び <br /><br />幣協会会員の春風亭正朝が去る9月11日都迷惑防止条例違反で現行犯逮捕されました。<br />世間をお騒がせ致しましたこと深くお詫び申し上げます。<br />落語協会理事会としては正朝に対して厳正なる処分を下すことに致します。<br />今後二度とこのようなことを起こさないよう肝に銘じ、寄席・演芸の普及に全力を挙げる所存で<br />ございます。<br />重ねてお詫び申し上げますとともに今後とも何卒よろしくお願い致します。<br /><br />平成21年11月20日<br />社団法人落語協会<br />-----------------------------------------------------------------------------<br /><br />次の疑問は、<br />（１）「厳正なる処分」の具体的な内容は？<br />（２）弟子の正太郎はどうなるの？<br />（３）「今後二度とこのようなことを起こさないよう肝に銘じ」るのは当然だが、何か具体的な施策は？<br /><br />ということだが、このへんは明らかにするつもりがないのかもしれない。<br /><br />明日からの鈴本の下席（正太郎の二つ目披露がある）には都合もあって行けそうにないのだが、何か新たな情報が“現場”鈴本で発信されたなら、どなたか落語ファンの方がブログで書いていただくことを期待したい。他力本願で恐縮です。<br /><br />そろそろ、本件は私のブログ上では休憩に入ろうと思う。<br />他にも米朝師匠のことや、春風亭柳枝のＣＤのことなど書くつもりだったのだが、この件で先延ばししていた。そういうことも、私にとっては“二次災害”である。（！？）＊勝手なこと言ってますなぁ。<br /><br />最後に少しだけ。<br />たぶん、人の噂もなんとやらで、正朝は意外に早く小さな地域の落語会から復帰するような気がする。それは、彼のブログにおける「拍手」の異常な数からの、推察である。<br />しかし、寄席への復帰には時間がかかるだろう。従来の慣習から考え、都内四軒の寄席の席亭による判断に従うのが協会のスタンスだろうが、一年以内はありえないだろう。しかし、寄席や協会という向こう側の人たちだけで、こういうことを決めていいのかな、と素朴な疑問が浮かぶ。落語に通じた、いわゆる“識者”にも意見は聞くだろうが、“客”である我々の意見（思い）も聞いて欲しい気がする。<br />そうだ！せっかく落語協会には正朝本人も参画したホームページがある。一案として、７５日（人の噂の期限？）を過ぎた頃にでも、正朝の寄席復帰の是非や時期についてアンケートを実施してはどうか。<br />（Ａ）半永久的に寄席復帰はなし<br />（Ｂ）謹慎３年で復帰が妥当<br />（Ｃ）謹慎一年で復帰が妥当<br />（Ｄ）もう復帰しても可<br />（Ｅ）その他<br /><br />などの選択肢で募ったら、１００人位の落語ファンから回答があるんじゃないかな、という無責任なことを書いて、この件はひとまず終了。 ]]>
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<dc:subject>落語協会</dc:subject>
<dc:date>2009-11-20T17:49:02+09:00</dc:date>
<dc:creator>小言幸兵衛</dc:creator>
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<title>落語協会はどうする</title>
<description> 昨日、普段は買わない「週刊新潮」を買った。（340円は高いのでは・・・・・・。ちなみに「週刊文春」は350円、値段は関係なく買わなかった。）その中で、今回の事件に関する記事の中で次のコメントが掲載されている。---------------------------------------------「昔の噺家ならともかく、今は許されない。協会としても処分を下しており、当面、謹慎です」（鈴々舎馬風会長）---------------------------------------------昨日
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<![CDATA[ 昨日、普段は買わない「週刊新潮」を買った。<br /><span style="font-size:x-small;">（340円は高いのでは・・・・・・。ちなみに「週刊文春」は350円、値段は関係なく買わなかった。）</span><br /><br />その中で、今回の事件に関する記事の中で次のコメントが掲載されている。<br />---------------------------------------------<br />「昔の噺家ならともかく、今は許されない。<br />協会としても処分を下しており、当面、<br />謹慎です」（鈴々舎馬風会長）<br />---------------------------------------------<br /><br />昨日のネット上のニュースでは、落語協会の姿勢について次のように報じられている。<br />（産経ニュース、他のメディアも概ね同一内容）<br />------------------------------------------------------------------<br />落語協会によると、同月中旬に「体調不良でしばらく寄席を休みたい」と<br />届け出があったが、逮捕についての説明はなかった。協会は処分などを<br />行う予定はないという。<br />------------------------------------------------------------------<br /><a href="http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/091118/tnr0911181103002-n1.htm" target="_blank" title="産経ニュース　11月18日">産経ニュース　11月18日</a><br /><br />「週刊新潮」の内容は、“処分を下しており”であり、“下す予定”ではない。<br /><br />「週刊誌の内容じゃないか、あまり目くじら立てるなよ。」という声も聞こえてくるが、やはりひっかかる。こういう“事件”の時にこそ、その団体なり企業の本質が見えてくるのである。あえて小言を言わせてもらう。<br /><br />まず、「週刊新潮」に掲載されている鈴々舎馬風会長のコメントが正しいのであれば、その処分（謹慎？）は、いつ命じられたのか。そして、それが11月18日よりも前ならば、なぜニュースでは、落語協会として「処分などを行う予定はない」と報道されているのか。<br /><br />いまだに、協会のホームページでは、本件について何ら情報は発信されていない。昨日、本人がブログで謝罪しているのにも関わらずである。<br /><br />円楽グループのことを書いた時に、協会というものは“置屋”のようなものと評したが、それなりの置屋なら、しっかりした女将がいて抱えの者が何か粗相をしたら情と誠意で、ともかく謝罪するだろう。信用商売だからね。<br /><br />社団法人落語協会は都内の寄席四席への噺家の出演、その他の関連する演芸ビジネスを行っているわけだから、十分に“パブリック”な存在である。そして、その看板で商売をしている傘下の噺家に、看板に泥を塗られたら、何らかの処分をするのは当然だろう。しかし、ここで悩ましいのは、協会と個人の関係である。<br />もちろん、今回の事件は、まずは個人の問題である。では、その個人と協会はどういう関係か、ということなのだが、特定の事務所を持たない噺家は協会を通して地域寄席などの仕事をもらうので、部分的とはいえ所属する会員のマネージメントの役割も持っている。だから、ややこしくなるのだ。個人である会員の噺家が問題を起こしたら、協会はその個人を“処分”するだけで済むのか、ということである。置屋の例に戻すと、置屋は抱えの芸人の「躾」をする責任もあるのではないか、ということだ。<br /><br />別にアメリカ礼賛主義ではないが、アメリカでは「ユニオン」（組合）が数多くある。有名なところでは全米俳優組合、全米脚本家組合、全米監督協会などハリウッド系の組合だ。一昨年も脚本家組合がストをして、人気のあるテレビドラマがしばらく休まざるを得なかった。<br />ボードビリアン達だけの組合があるかどうかは知らないが、何らかの個人の利害問題をユニオンという団体を通して交渉し解決しようという伝統と仕組みが、アメリカにはある。<br />日本の芸人さんには保険組合くらいはあっても、その立場を守るための組合がありそうにはない。<br />だから、何か会員に問題があったら、「協会はその個人を処分するどころか、助ける役割があるのではないか」、という指摘があっても不思議はない。<br /><br />そこで、落語協会のホームページから、「活動」「目的」「事業」について眺めてみることにした。<br /><a href="http://rakugo-kyokai.or.jp/Kyokai/Activity.aspx" target="_blank" title="落語協会">落語協会</a><br />-----------------------------------------------------------------------<br />協会の活動 <br />社団法人落語協会は、昭和52年に文化庁を主務官庁として認可を受ける。<br /><br />目的<br />古典落語を中心とする寄席芸能の普及向上を図り、もって我が国文化の発展に<br />寄与することを目的とする。<br /><br />事業<br />１．古典落語の継承及び研究発表会、鑑賞会等の開催<br />２．後進の育成及び寄席芸能関係者の顕彰<br />３．下座音楽実演家の育成<br />４．学校、職場等の落語研究会への協力及び指導<br />５．落語家の昇進資格の認定<br />６．芸能関係団体との連絡提携<br />７．寄席芸能に関する調査研究及び資料文献の収集保存<br />８．会報及び寄席芸能に関する刊行物の発行<br />９．その他目的を達成するために必要な事業<br /><br />社団法人落語協会定款より、抜粋<br />-----------------------------------------------------------------------<br /><br />さてさて、目的は、「我が国文化の発展に寄与」ですよ！主管は文化庁。<br /><span style="font-size:x-small;">＊しかし、昨年問題が発覚した通り助成金は辞退している。決算書未提出、過去の助成金使途不明は、多くの噺家がネタにしている・・・・・・。</span><br /><br />社団法人様をからかうのはやめて、今回の問題に協会の責任として直接関係すると思うのは、事業の２にある「後進の育成」だろう。事件当事者の「育成」ということではなく、その弟子の育成に関し、協会は責任を持っている。<br /><br />同じ大学の先輩として慕って入門したのであろう正太郎は、折りしも今月二つ目になる。<br />協会は、「謹慎中」の師匠が弟子の育成ができない（はず）の正太郎について、どう対処するのかを明確にする義務があるだろう。協会がパブリックな組織としてのモラルを持つのであれば、鈴本下席での正太郎の二つ目披露において会長あるいは常任理事クラスが然るべき謝罪をするのはもちろん、今後の対策や正太郎への対応などを明確にすべきだしホームページでもその内容について掲載すべきではないか。<br /><br />そして、その下席は明後日21日（土）から始まる。<br />今現在も、どう対処すべきかを議論中なのかもしれないが、残された時間は多くはない。<br /><br />せっかくのここ数年の落語ブーム、そして米朝師匠の文化勲章といううれしいニュースの後で、旧態依然として煮え切らない対応でお茶を濁すのであれば、将来の可能性を秘め、現代的な明晰さを持つ若手や中堅落語家たちから順に協会離れが進むように思うが、杞憂だろうか・・・・・・。 ]]>
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<dc:subject>落語協会</dc:subject>
<dc:date>2009-11-19T17:23:38+09:00</dc:date>
<dc:creator>小言幸兵衛</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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